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オンラインVE基礎研修にオブザーバとして参加しました

今日、企業内向けへのオンラインでのVE基礎研修が開催されました。
オブザーバーとして参加をしたのですが、さらに新しい気づきや、アイデアを思いつくことができました。

Zoomをベースにした仕組みを使い、2チームに分かれてワークショップが進められました。

VE活動で使われるワークシートは、共有設定されたExcelファイルを使用したので、各チームごとにメンバーがそれぞれ書き込んでいける仕組みです。

受講者の方々ですでにVEをご存じであった方からは、オンラインでも通常と同じようなワークができたとのコメントもありました。
オンラインでのセミナー自体が初めてであった受講者もいらした中で、オンラインセミナーであることの色々な工夫を埋め込んでおいたことが、オンラインでのチーム活動もスムーズに進行できた要因だったのだと思います。

オンラインセミナーでは、リアルでのセミナーと比べて、IT技術の工夫とオンラインセミナーとしての工夫との両面が必要になります。

IT技術の面では、今はソフトウェアが随分と便利な機能を持っているため、あまり気にせずともそれなりに活用することができます。
しかし、標準装備として豊富な機能を持ち合わせているので、標準機能・設定のままでなく、様々な設定環境を作ることで、スムーズかつワークのしやすいセミナーを進めることができます。

例えば、Zoomを使ったVEのセミナーとしては、「ブレイクアウトセッション」(以前はブレイクアウトルームと呼ばれていました)という機能を利用すると、オンライン上でチームごとに部屋を分けることができるため、それぞれのチームでワークを進めやすくなります。

そして、オンラインセミナーとしての工夫です。
今どこを進めているのか、ワークをするのであれば制限時間をどう示すか、どのように受講者とのQAを行うか、

VE活動をしていく上ではチームでの活動が必要なため、オンラインで離れているメンバー同士が一体感を感じる工夫が必要になります。

また、長時間のセミナーとなる場合には、全体の中で今どこを進めているのかが分かりやすくする工夫も必要です。
VE活動は10のステップを進めていきます。
このため、今の作業は全体の中でどこを進めているのだろう?と分からなくなってきたりもするため、
リアルなVEセミナーでは、全体像を貼りだしておき、今どこにいるのかを指し示すようなこともできますが、オンラインではこのような点での工夫を盛り込むのも、受講生の理解しやすさを向上させることになります。

今回はオブザーバーとしての参加でしたが、自分が講師をする際の新しいアイデアの発想にもつながり、有意義な参加となりました。

リアルなセミナーでも同様ですが、オンラインでのセミナー開催も、さらにより良い工夫の余地があり、今後のオンラインセミナーやオンラインミーティングの開催が楽しみです。

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