VEヨーロッパ大会 第3日目（企業訪問）

2日間の大会後、3日目（５月２４日）には”Company Visit”と呼ばれる企業訪問がありました。
自由参加なのですが、ドイツ企業・工場の見学をする機会など、なかなか無いことですし、楽しみなイベントなのです。

まず最初の企業訪問は、今回の大会の協賛企業でもあったJohn Deere社です。
100年以上の歴史を持ち、1837年に乗用型のトラクターを生み出し農業界に革命をもたらした会社です。
会社説明を受けた後、各種のトラクターを生産している工場を見学させていただきました。

John Deere社内のレストランで昼食後となる午後には、ダイムラー社を訪問しました。

ダイムラー社では、まずは簡単な企業説明を受け、その後、敷地内の工場をバスで移動しながら巡るという形式でした。トラック向けのエンジン生産をしている工場を巡り、工場内では様々な説明を受けながら見学して回りました。
徹底的なシステム化、Industry4.0化された工場では、1日あたりの生産数は、約500～600基ほどとの説明がありました。見学している最中の工場内の様子だと、もっと多くのエンジンが生産されているのでは？という感じはしたのですが。
ある工程の工場内は全て自動化されているため、全く人がいないかと思えば、 約2,000の部品が使われているせいか、アッセンブリーの後半の工程には想像以上の人手がかけられている様子に驚きもしました。

工場見学ではどこも撮影禁止のため、仕方ないのですが、写真に残せないのが残念なことです。

日本の自動車工場の見学をしたことが無いため、比較をすることもできず。日本でも自動車工場の見学をしてみたいなぁと感じ、第3日目を終えました。